赤い家

私達のマイホーム計画は、“自分達の生活や趣味に
あった家が欲しい”という思いがだんだん強くなって
きたところから始まりました。数々の住宅展示場にい
って、ハウスメーカーの家を数多く見学しましたが、
どの家を見ても外見や機能が似ていて、決め手となる
ものがありませんでした。やはり設計士さんに頼むし
かないと、友人を通じて知り合ったアトリエクウさん
にお願いすることにしました。
工事着工の一年以上も前から、入念な打合せを何回も
重ねました。クウさんは私達が理想とする新しい家で
何がしたいのかということを第一にプランを考え、家
の模型をつくって持ってきてくれました。平家の模型
は私達を驚かせました。今ある宅地を有意義に使うの
ならば平家がいいというのです。“家は二階建て”と
いう固定観念しかなかった私達はびっくりしました。
又、外壁の色を全て赤にするという奇抜な発想など、
予想もしない提案に最初は戸惑いをかくせませんでし
たが、そのうちこの家づくりがだんだんと楽しくなっ
てきました。ガーデニングが趣味の私が希望した土間
には太陽の光がさんさんと降り注ぎ、花々がいきいき
としています。ゴルフ好きの主人は地下につくったホ
ビールームでクラブを磨いたり、フォームをチェック
したりしています。生活そのものが楽しめる家です。
住み始めて5ヶ月あまりしか経っていないのに、も
う何年も住んでいるかのような愛着を感じます。クウ
さんは頻繁に現場まで来て、設計通りになっているか
を見てくれていました。欠陥住宅のことをよく耳にし
ていたので、私達は本当に安心して任せることができ
ました。よい職人さんにも恵まれ、思い描いていた通
りの家が出来上がりました。
私達の家づくりはまだまだ続きます。庭にバラやクレ
マチスを咲かせたい、バーベキューをしたい、絵を飾
りたい、友達を招待したい、などやりたいことが一杯
あります。
この家での、これからの暮らしが楽しみでなりません。
平成15年1月  N.M.

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